内定辞退の理由は嘘をついても良い？相手を嫌な気にさせない方法

〝A社から内定通知が来た！でも、同時にもう1つ採用されたB社がある・・できればB社に行きたい・・けど、A社への内定辞退なんてどんな理由をつければ良いのだろう・・？〟このような経験はありませんか？

新卒の内定時、複数の企業から同時に内定をされることがあります。最終的に就職先である1つの企業しか選ぶことができないため、その他の複数の企業にはこちらから内定辞退を申し出る必要があります。

そんな時に悩むのが〝内定辞退の方法〟たかが内定辞退と思われるかもしれませんが、されど内定辞退。嘘をついたり、内定辞退を一歩間違えると、最終的にトラブルを招いてしまう可能性もあります。

今回は、相手を内定辞退の方法をお伝えします。内定辞退をスムーズに済ませて気持ちよく新スタートが切れるように、今回の内容をぜひ参考にしてください。

内定辞退の理由で嘘をついても良い？

内定辞退の理由として嘘をついていいかという質問に答えるとするなら「NO」と答えます。〝嘘は方便〟という言葉がある通り、時には嘘をついた方がスムーズにいくシーンもありますが、内定辞退の際にはNGです。その理由としては〝信用を無くすしてしまうリスクがあるから〟です。

採用された側としたら単に〝断っただけ〟にすぎませんが、採用した側にとっては、面談時間、採用選考時間に加えて、あなたが抜けたことで代わりの一人を採用する必要が出てくるかもしれません。

そう思うと、誰かを採用するというのは、いろいろな人の労力がかかります。内定辞退をすることによって、それらの労力をすべて棒にふってしまうことになるのです。

内定辞退で嘘をついた場合どうなる？

内定辞退をした場合に嘘をついた場合、どうなってしまうのでしょうか？以下の2つが考えられます。

1つずつ、解説します。

1、返答に困り、辻褄が合わなくなる可能性がある

内定辞退をした場合、会社によって〝内定辞退をした理由〟を聞いてくることがあります。それは、会社にとって人事採用に対しての判断材料にするためのものです。人手不足が深刻化している昨今では、企業側も採用することに試行錯誤しながら必死に取り組んでいます。

サラッと聞かれるだけならいいのですが、詳しい事情まで聞かれた場合、あとで辻褄が合わなくなり、あとで自分の首を締めることになってしまうかもしれません。

2、嘘がバレてしまう可能性がある

一番起きて欲しくないケースとして、嘘がバレてしまう可能性があります。世の中は広いようで狭く、〝嘘をついて内定辞退をした人〟だと話題になってしまったら、悪い噂が広がってしまいます。企業同士が繋がっていたり、内定者の中から漏れてしまう可能性だってあります。

そんなことになってしまえば、もしかしたら本命の会社にも伝わってしまい、内定取り消しになるリスクだって出てきてしまいます。

内定辞退をしたい時のおすすめの対処法

では、内定を辞退したい時にはどのような方法で対処すればよいのでしょうか？どんな場合であっても、多大なコストや労力をかけて採用に時間をかけていることを頭に置いて、迅速かつ真摯に対応しましょう。そこで、オススメの方法をご紹介します。

 

以下の3つです。

 

順番に解説します。

電話で早急に連絡をする

内定辞退の連絡が遅れれば遅れるほど、企業側も物事が進行していってしまいます。内定承諾書が届く前でも構いません、内定辞退の連絡を早急に連絡しましょう。

手紙やメールでの連絡は開封されない恐れがあるため、電話での連絡が最適。電話で伝えることができたら、そのあとは企業側の指示にしたがって下さい。

内定辞退の理由を明確に伝える

内定辞退の理由を明確に伝えることを第一に考えていただきたいですが、企業側に不快な気持ちにさせないようにすることが一番です。

など、明確な理由を正直に伝えましょう。

誠実に謝罪する

自分のために労力を割いてもらったのにも関わらず、内定辞退をすることになってしまったこと。大切な相手の時間を奪ってしまったことに対して、誠実に謝罪しましょう。

謝罪することで、相手側は悪い気はしないはず。社会人のマナーとして、何事にも誠実に対応することが後に自分を助けてくれる大きなスキルになります。

相手が納得しやすい！内定辞退の理由とは？

一般的に内定辞退をする際には、以下のような理由が多くあげられます。下記のような理由があれば、相手にも納得してもらいやすいでしょう。

▼一般的な内定辞退理由の例

✔︎　第一志望だった企業から内定をもらえた

✔︎　自分の特性にあった企業から内定をもらえた

✔　大学に編入することになった

✔︎　大学院に行くことになった

✔︎　家族に反対された

✔︎　地元の企業でしか働けなくなってしまった

✔︎　大学を留年することになった

✔︎　病気や怪我により勤務することは難しくなってしまった

✔︎　希望給与と提示給与に大きな開きがあった

当てはまる理由はありましたか？

相手を嫌な気にさせない！内定辞退を伝える際の注意点

伝え方1つで、印象は大きく変わります。〝春休みに遊びまくっていた矢先、深夜に事故にあって怪我をしてしまい・・〟など馬鹿正直すぎるのもよくありません。

また、〝ネットの口コミ情報がよくなかったため〟など、相手にネガティブな印象を与えるような言葉もNGです。多少オブラートに包んだ伝え方をしても良いですが、言葉選びには十分気をつけましょう。

ストレスを感じずに内定辞退をする方法

内定辞退をする時に、その理由を説明しなければならないというのは誰でも億劫になってしまいます。それだけでもとてもストレスがかかりますよね。そんな時に、ストレスを感じずにサクッと内定辞退を伝える方法があります。

それは、内定辞退の電話代行サービスを使うこと。自分では伝えづらいことをどう伝えたらいいのか？緊張してうまく話せなくなってしまうのでないか・・社会人のプロである企業相手にちゃんと対応できるのかなど、心配になりますよね。そんな時は、ぜひプロにお任せしましょう。

内定辞退の電話代行事例

辞退に至る経緯や理由：　私が転職の相談を先輩にした際に、見学を勧められて2月末に先方に伺いました。院長から面接を促されたので、後日面接を受けました。

面接前に先輩からあまり良くない院長先生の性格などを聞かされたため、面接の際にも、直ぐには現職を退職出来ないこと、今の生活環境を大きく変えるのは難しい事をきちんとお伝えしました。

先方も、年度末で金銭的な目処などあるからと、4月末に決定しましょうと終わりました。その際に求人を4月まで止めるとおっしゃいました。その後、先輩から、院長先生と私の就職するについての感覚に温度差があるので早く連絡を入れて先生のご機嫌を損ねない様に、、、と連絡が入りました。

私は就職する気持ちはなく、先方の求人にご迷惑になるので早くお断りの連絡をしたいのですが、かなり気難しい性格の方であり、弁が立ち、細かい方とお話した中で感じたため悩んでおりました。

13：夫の家族からの猛反対で内定辞退

夫の家族からの猛反対。内定を頂いた時点では承諾済みだったが、退職が近づくにつれ拗れてしまった。説得を試みたが難しく、また待ってもらっている立場として直接申し上げるのが心苦しかった。

14：先日別の会社から内定をいただき内定辞退

今年の4月、5月あたりに内定をいただき、承諾してしました。しかし、先日別の会社から内定をいただき、そちらの会社への就職を決めたため、運輸の方の内定は辞退させていただきたい、と考えております。しかしながら、自分で電話する勇気がなく、内定辞退の適切な理由も思い付きません。

15：パニック障害の診断で内定辞退

辞退に至る経緯や理由：激しいめまいとパニック障害の診断。勤務が難しい為、内定辞退いたします。

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